和紙混の高島ちぢみは、琵琶湖のほとりで生れた「環境」をテーマにした再生プロジェクトです。
素材を開発したのは 1950年創業の本庄織布有限会社の本庄剛さん。ものづくりのチームとしてステテコドットコムが長年お取組みさせていただいている高島ちぢみの織りのプロ。
自身の仕事を通じて地元、琵琶湖の環境保全に貢献できないかと考えた末、身近なところに着目し見つけたのが、琵琶湖の湖岸に生息している葦(よし)という植物。この植物を刈り取り、和紙に漉き込んだものを高島ちぢみに再利用。葦も適度に刈りとることで健全に生息し琵琶湖の環境保全にもつながるサイクルを生み出しました。
和紙混の高島ちぢみ三つの特徴
1.とにかく涼しい!
凹凸があることで肌へ接触する面積が減り、汗をかいても生地でベタっと張り付かずに肌離れが良いため、非常に涼しく感じられます。また、アコーディオンのように、織物生地でありながらも天然のストレッチ性が生れて着心地もより良くなります。
2.しわが目立たない!
凹凸は波シボといわれる型を使用している為、ステテコドットコムの通常のちぢみ生地より凹凸がはっきりしています。初めから表面に程よいシワ感を出すことでこなれた印象に。座りジワなども軽減され目立ちにく素材です。
3.くつろげるのにだらしなく見えない!
リラックスできる素材とデザインなのに、だらしなく見えないのがこのシャツのいいところ。急な宅急便の対応や、リモートワーク中のオンライン会議でも好印象。抜け過ぎないかっこよさを兼ね備えた一枚です。
この和紙混のシャツには、もう一つ注目していただきたいポイントがあります。それは染め!
和紙混の高島ちぢみでつくったシャツを、天然植物から抽出した染料を使用したボタニカルダイで染めています。化学的な染料ですと、青なら青で1つですが、ボタニカルダイの場合は黄色、緑、ベージュ等などおよそ200もの色素が混じりあって統合して1つの色になっている為、天然植物からの色素を使うことで色に深みがでて美しい色に染めあがります。
また、現代の色素も絶妙に配合することで、洗濯による色落ち等への実用的な耐久性ももたせているのもこの染めの特長です。
“きっちりなのにリラックス”。洗練されたデザインと天然植物の優しくも深みのある上品なカラーリング。この一枚さえあれば、日常生活のあらゆるシーンで幅広くお使いいただけます。
|Attention
・この製品は琵琶湖の葦を使用した和紙混のちぢみ素材を天然植物から抽出した染料を使用して染めています。現代の色素も合わせて活用することで堅牢性を高めていますが、特性上、色ムラや経年変化はございます。独自の風合いをお楽しみください。