和紙混ボタニカルとは
和紙混ボタニカルの「和紙混の高島ちぢみ」は、琵琶湖のほとりで「環境」をテーマにした再生プロジェクトから生れた素材です。開発したのは1950年創業の本庄織布有限会社の本庄剛さん。ステテコドットコムが長年お取組みさせていただいている高島ちぢみの織りのプロです。
本庄さんは、ご自身の仕事を通じて地元、琵琶湖の環境保全に貢献できないかと、身近なところに着目し、見つけたのが、琵琶湖の湖岸に生息している「ヨシ」という植物。この「ヨシ」を刈り取り、和紙に漉き込んだものを高島ちぢみに再利用。葦も適度に刈りとることで健全に生息し琵琶湖の環境保全にもつながるサイクルを生み出しました。
シワが目立たず、くつろげるのにだらしなく見えない。
「波シボ」といわれる生地の形状は、ステテコドットコムの「通常のちぢみ」よりも凹凸感がはっきりしています。初めから表面に程よいシワ感を出すことでこなれた印象に。座りジワなども軽減され、リラックスできるのにだらしなく見えないのが「和紙混ボタニカルシャツ」のいいところ。旅行先でふらっと立ち寄った銭湯や、おしゃれなカフェでひと休憩。様々なシーンに対応する抜けすぎないかっこよさを兼ね備えた一枚です。
自然の色
和紙混ボタニカルには、もう一つ注目していただきたいポイントがあります。それは「染め」です。ステテコドットコムでは、和紙混の高島ちぢみでつくった製品を、天然植物から抽出した染料を使用したボタニカルダイで染めています。
ボタニカルダイでは、およそ200もの色素が混じりあうことで、色に深みがでて美しく染めあがります。また、部分的に化学色素を配合することで、洗濯による色落ち等への実用的な耐久性ももたせているのもボタニカルダイの特長です。